北京市についてざっくりわかりやすく解説!!
教育と言語
北京には110以上の大学があり、
- 清華大学
- 北京大学
- 中国人民大学
- 北京理工大学
- 中央財経大学
などの中国トップクラスの名門が集まっています。
北京の高校生は他の地域とは違う募集枠や審査基準で受験できるので、清華大学や北京大学に比較的合格しやすいです。
北京では留学生を受け入れる学校が多いうえ、標準語に近い言語を話す地域なので、中国語を習得しやすい地域と言えます。
中国では地方によって言葉の違いが大きいので、北京語を共通言語にしていると考えられがちですが、実は北京語=標準語ではありません。
北京語は標準語にかなり近いですが、細かいイントネーションや発声法などが違います。
中国人が聞くと、北京語には特徴的な訛りがあります。
北京訛りのことを京腔や京片子と呼び、きつい感じもして男らしい印象の話し方です。
正規の標準語はマンダリンと呼ばれます。
もともと官吏たちが使っていた言葉という意味で、官話=マンダリンと呼ばれるようになりました。
北京語を話すことができれば、中国の7割以上の人とは話が通じます。
標準語には、北京語のような早口で男らしいといった感じはありません。