History

香港の歴史を超!わかりやすく解説【子供向け】

香港の歴史を超!わかりやすく解説【子供向け】

香港は、

  • 飲茶やスイーツ
  • 100万ドルの夜景
  • 屋台グルメ
    などで有名な街です。

香港はアジア有数の観光都市で、正式名称は中華人民共和国香港特別行改区といいます。

香港の範囲は主に香港島と九龍半島と新界特区で、約750万人が住む世界有数の人口密集地でもあります。

香港はもともと中国南部の漁村でしたが、1842年にイギリスに割譲されました。

アヘン戦争で中国がイギリスに負けたからです。

さらに1860年に九龍半島もイギリスに割譲され、1898年に新界特区もその後の99年間は租借地になりました。

19世紀末から20世紀初頭にかけて、香港はイギリスの政府機関による貿易基地として発展しました。

1865年に設立されたHSBC銀行は極東最大の銀行となり、1935年に新たな通貨である香港ドルの発行が始まりました。

第二次世界大戦中にイギリスと日本は交戦し、1941年12月25日にイギリス軍が降伏しました。

その後、1945年の敗戦まで日本が香港を統治しました。

そして香港は再びイギリスの植民地になり、大規模な貿易港として発展し、世界有数の国際金融都市に成長しました。

1949年に中華人民共和国が建国され、共産党政権が設立されました。

すると共産主義に反対するたくさんの中国人が、本土から香港に逃げて来ました。

本土で起きた「文化大革命」や「大躍進政策」が失敗に終わったことで、香港へ流入する人々はどんどん増加しました。

米ソ冷戦時代に中国が西側諸国から孤立している際、香港は西側諸国への重要な窓口でした。

1997年、ついに香港が中国に返還されることが決まりました。

その際、香港には最短50年間の「一国二制度」が導入され、それまで通りの高度な自治と民主主義が維持されました。

その後も中国からの莫大な投資により大きな経済成長を続けていますが、物価や地価の上昇が深刻化しました。

2018年9月に開通した「広深港高速鉄道」は、北京や上海などの主要都市へのアクセスを容易にしました。

さらに同年10月に開通した「港珠澳大橋」により香港、マカオ、珠海間のアクセスが容易になりました。

香港と中国本土との関係性は、世界中から注目されています。

・参照
Hong Kong – the Facts – GovHK
Hong Kong vs. Mainland China: Understanding the Differences

あなたにおすすめ

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。