【香港情勢】太子駅襲撃事件(通称: 屍殺列車)
【香港情勢】太子駅襲撃事件(通称: 屍殺列車)
2019年8月31日、地下鉄の太子駅構内で恐ろしい事件が起きました。
その日、香港の警察がデモ隊を急襲し、乗客を含むたくさんの人々が重軽傷を負いました。
たくさんの医療従事者が被害者を助けるために現場に行こうとしましたが、警察は地下鉄の入り口を封鎖し、彼らによる被害者の救助を阻止しました。
この惨劇は「太子大虐殺」や「屍殺列車」と呼ばれ、香港警察は市民から激しい反感を買いました。
警棒で頭を殴られ血を流す人や、泡を吹いて倒れている人の姿がテレビ中継されました。
そして、この事件で何人が命を落としたのかを解明するため、たくさんの市民が当日の駅構内の監視カメラの記録を公開するよう地下鉄当局に要求しました。
しかし地下鉄当局はこれを拒否し続けました。
9月9日、警察は地下鉄当局が用意した26枚の写真を公開し、死亡者はいなかったと発表しました。
しかし警察は市民側が要求している、監視カメラの映像は公開しませんでした。
26枚の写真を分析すると、警察側の発表には矛盾があることが判ったそうです。
写真に映っていた3名が、逮捕者リストの中に含まれておらず、失踪状態でした。
この矛盾が市民の警察への不信感を深めました。
・参照
Prince Edward Station Attack Commemorative Protest
2019 Prince Edward station attack | owlapps
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