太陽系外惑星とは?太陽以外の恒星の周りを回る惑星
太陽以外の恒星の周りを回る惑星
地球のように太陽の周りを回るのではなく、他の恒星の周りを回る惑星を太陽系外惑星と呼びます。
1995年にペガスス座の星で発見されたものを皮切りに、多数が発見されています。
観測の技術が向上したことで、系外惑星の存在は常識化しました。
現在その観測方法としていくつかあるうちの3つを紹介します。
- トランジット法(食検出法)
最初の太陽系外惑星の観測に用いられたのはこの「トランジット法」で、地球から見て惑星が恒星の手前を通過する時、明るさが僅かに暗くなる。この変化を捉えることで観測するのだ。日食で太陽が暗くなるのと似たような要領である。 - ドップラー分光法(視線速度法)
惑星の重力で主星が僅かに動く様子を捉える方法である。
地球で例えるなら、地球の重力に太陽が少しだけ引っ張られ続けるイメージである。 - 直接観測法(直接撮影法)
恒星からの光は、惑星からの反射光に比べ極めて強いため、惑星の直接撮影は難しい。
恒星の強い光をコンピューターで取り除くことで、その周りだけを撮影する。
- 参照
≫Exoplanet Exploration: Planets Beyond our Solar System - 用語チェック
✓太陽系外惑星…Exoplanet
✓ペガスス座…Pegasus
✓トランジット法…Transit method
✓ドップラー分光法…Doppler spectroscopy
✓直接観測法…Direct observation method
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