潮の満ち引きを起こす「遠心力」と「引力」は何処から来る?

潮の満ち引きを司る2つの力とは?

世界の海はどこでも1日に2回満ち引きします。

潮が満ち引きするのは、2つの力に起因します。

1つは、月の引力です。

あと1つは、地球が月と地球の共通の重心のまわりを回転することで生じる遠心力(起潮力)です。

月の重力は、近いところには強く、遠いところには弱く働きます。

そのため、地球の部位によって加わる力量が変わり、結果、地球を引き延ばすような負荷がかかるのです。

地表の岩石は固すぎるためほとんど影響を受けないが、流体である大気や海洋は引っ張られます。

そこへが自転の遠心力が加わった結果、1日に2回の潮の満ち引きが起こるのです。

月は地球の約4分の1の大きさしかない小さな天体なので、もしなくなったときの人類への影響は計り知れません。

地球は木星などからの重力を受け、地軸が微妙に変化しています。

しかし、地球が太陽の公転面に対し23.4度という角度をほぼ一定に保っていられるのは、月との関係でバランスを保っているからに他なりません。

このバランスが崩れると、しばらくは日の出も日の入りも時間がバラバラになり、見たこともない気候変動に見舞われることは想像に難くありません。

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