Ascidians

人間の脳のDNAを遡ると、ホヤの幼生に行き着く

私たち人類を含め、脊椎動物の活動は、それぞれの脳によりコントロールされます。

つまり脊椎動物の進化は、脳の進化と言っても過言ではありません。

脳の進化を語るに無視できないのが、その元型である神経管です。

脊椎動物の脳が形成される際、長さ約2mm、直径約0.2mmの微小な神経の管から始まります。

現世人類の脳からより原始的な脳の構造をもつ動物を辿っていくと、霊長類→哺乳類→爬虫類→両生類→魚類という順番になります。

神経管を持つ動物を遡り続けると、なんとホヤの幼生に行き着くことがわかっています。

ホヤの幼生が発生したのは、約5億年前です。

一見とてもそうは見えないホヤが、実は生物に脳が誕生した起源と言われています。

・参照
Dutch Ascidian Website

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