クマノミは全てオスとして生まれ、途中で性転換する?
アニメ映画でも有名になったクマノミは、すべてオスとして生まれます。
イソギンチャクごとにグループを形成し、体が最も大きい個体がメスに性転換します。
メスは2番目に体の大きいクマノミと雌雄となり、
メスがいなくなると、相方のオスがメスになり、3番目に体の大きかったオスがそのパートナーとなるのです。
更に、チャーミングなルックスで観賞用として人気のコブダイも、性転換する生物です。
クマノミが『オス→メス』の「雄性先熟」であったのに対し、コブダイは「雌性先熟」というかたちをとります。
コブダイは全てメスとして生まれ、その中の一部がオスヘ性転換します。
コブダイは成熟後、群れの争いを勝ち抜いた1匹だけがオスに性転換し、ハーレムを形成するのです。
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