アマラとカマラ(狼に育てられた少女)の伝説からわかること
アマラとカマラの伝説はデマ?
狼に育てられた「アマラとカマラ」という姉妹の逸話を知っていますか。
実は、この伝説はでっち上げだった可能性が高いです。
二人に関する噂は、主に以下の通りです。
・二人は保護された際、狼のように四足歩行をしていた。
・人間とは思えないほど、足が速かった
・人の言葉を少しずつ覚えていった
・保護されてから数年で死んでしまった
以上のようなエピソードが世界中に広まりました。
しかし、この話が真実なのか、虚偽なのか、勘違いなのか、誇張なのかは、よくわかりません。
この話が広まった理由は、有名な発達心理学者のアーノルド・ゲゼルが書いた本が大ヒットしたからです。
彼の権威はとても大きかったので、世界中の人々がアマラとカマラの伝説を真に受けました。
・参照
– Johns Hopkins University: When I Met the Wolf Girls (review)
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