大統領と首相はどう違う?国家元首にまつわる豆知識
国家元首に関する雑学
大統領と首相は、どう違うのでしょうか。
どちらも、国の行政のトップを意味します。
議院内閣制の場合は「首相」、大統領制の場合は「大統領」が国家元首に相当します。
また、大統領と首相が両方とも存在する国も存在します。
例えば、ドイツ、フランス、ロシア、韓国です。
大統領と首相の双方が存在する、これらの国では、どんな違いがあるのでしょうか。
これらの役割は、それぞれの国の憲法により異なります。
ドイツでは、大統領は形式的な国家元首で、首相が政治的な実権を持っています。
ロシアや韓国では、大統領が行政のトップで、首相はその部下です。
しかし、フランスでは、両方がトップです。
アメリカ大統領に関する雑学
ホワイトハウスは、最初は白くありませんでした。
1800年に、現在のアメリカ合衆国大統領官邸「ホワイトハウス」が建てられました。
しかし、建設された時、この官邸は白色ではなく、ホワイトハウスという呼び名は存在しませんでした。
この建物が初めて白く塗られたのは、※米英戦争(1812-1814年)以降です。
米英戦争中、首都ワシントンの官邸の周辺は戦地だったので、官邸にたくさんの焼け跡が残りました。
戦争終結後、その焼け跡を隠すために、この官邸は白く塗られました。
こうして、アメリカ大統領の官邸は、ホワイトハウスと呼ばれるようになりました。
※実際に「ホワイトハウス」という名前が一般的になったのは、26代目大統領セオドア・ルーズベルトが在任中の1909年頃からです。
アメリカ大統領機「エアフォースワン」は一つではない
アメリカ大統領が登場する飛行機を「エアフォースワン」と呼びます。
しかし、これは機体に予め付けられた名前ではありません。
エアフォースワンは、『大統領が乗っている』というサインです。
どんな飛行機も、大統領が乗っていれば、エアフォースワンと呼ばれます。
・参照
– CBC Kids: Prime minister vs. president: what’s the difference?
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