レディーファーストの本当の意味を知っていますか?

レディーファーストの本当の意味

レディーファーストは、当初はヨーロッパの上流階級における『淑女の習わし』とされました。

例えば以下のようなものです。

  • 教会やホールの入り口では男性より女性が先に奥に進み、男性を待つ
  • 食事は男性より女性が先に済ませ、男性の食後の政治の話には加わらない
  • 女性がパートナーの男性より先に寝室へ向かう
  • 女性は男性より先に起床し、朝の支度をする

しかし、いつしか女性の権利や優位性を主張するためなど、むしろ反対の目的で用いられるようになりました。

具体的には、以下のような当初とは全く逆の印象に変化しています。

  • 男性が車道側を歩き、女性を事故などの危険から守る
  • エレベーターの乗り降りの際は男性が扉を押さえ、女性を先に行かせる。
  • 建物や車のドアは男性が開けてやり、男性は女性が通過した後に続く。
  • レストランの入店時、第三者が案内する場合は女性が男性の前を歩くが、案内役なしの場合は男性が前を歩き先導する。
  • 着席時は女性が座りやすいように男性が椅子を引いてやる。
  • 女性が中座する際は男性も立ち上がり、戻ったときも立つ。
  • 勘定は、特に事情がなければ男性が支払う。

以上が一般的なレディーファーストの具体例だが、これを読んでわかる通り、男女平等の観点からは甚だ疑問も多いのも事実です。

男尊女卑、女尊男卑、どちらとも解釈されかねません。

参照
How Did The Concept Of “Ladies First” Come Into Existence ! – youngisthan.in

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