友達は多くて150人が限界?ダンバー数とは
友達は多くて150人が限界?
あなたは『友達は多くて150人が限界』という説を聞いたことがありますか?
これは1993年にイギリスの人類学者ロビン・ダンバー氏が提唱したもので『人がお互いを認知し安定した集団を形成できるのは多くて150人だ』といいます。
実際に、世界の村の平均住民数も概ねこの150人になっています。
ダンバー氏は、さまざまな霊長類の脳について研究を進めました。
その結果、大脳新皮質という部位が大きいほど群れの個体数が増加することがわかりました。
人間の目安の数値である150はダンバー数と呼ばれており『あなたがバーで偶然出会っても気まずさを感じることなく一緒に酒を飲める人数』と彼は例えています。
また、会社組織や、twitterやfacebookに代表されるSNSでの繋がりにおいても、このダンバー数の法則は当てはまることがわかっています。
例えSNS上であっても、お互いの近況を同時に安定的に認知できるのは、せいぜい150人が限界ということです。
- 参照
≫‘Dunbar’s number’ deconstructed | Biology Letters THE ROYAL SOCIETY - 用語チェック
✓大脳新皮質…Neocortex
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