継ぎ足し充電で容量が小さくなる、は本当か
『継ぎ足し充電で容量が小さくなる』は半分ウソで半分本当
スマホのバッテリーは、継ぎ足し充電せず、毎回最後まで使い切るべきだと聞いたことはありませんか。
なぜなら、習慣的にこれをやると、バッテリーの容量が小さくなるからです。
しかし、これは真実なのでしょうか。
実際、この話は、あなたが使っているiOSやAndroid製品には当てはまりません。
なぜ、このような誤解が生まれたのでしょうか。
それは「メモリー効果」という現象が曲解されたからです。
メモリー効果とは、バッテリーがなくなる前の充電を繰り返すと、容量が縮小する現象のことです。
しかし、これは「ニッケル・カドミウム充電池」と「ニッケル水素充電池」が起こす現象です。
これらの電池は、充電を始めた時点の電気残量を記憶します。
なので、記憶されたところまでバッテリーが減ると、自動的に「電気を節約しよう」と判断し、電圧が低下されます。
こうしてメモリー効果が発生した充電池は、本来より短い時間しか使用できなくなってしまうのだ。
いずれにせよ、この現象は、「リチウンイオン電池」が使われている私達のスマホには無関係です。
・参照
– ABC NEWS: Rechargeable batteries: facts, myths and explosions
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