地球の自転は次第に遅くなっているのをご存知ですか。
暦の上では、一日は24時間です。(より正確に地球の自転を基準にすると23時間56分4秒です!)
しかし、かつての地球は全く異なります。
約46億年前は、一日はたったの5時間でした。
つまり現在に比べると猛スピードで自転していたことになります。
当時、月は地球から約4万kmの位置に存在していました。
現在は約38万kmなので、約10分の1ほどの距離しかなかったのです。
それだけより強力な月の引力の影響で、地球の自転速度も高かったのです。
現在、月は年間3.8cmほど地球から遠ざかっており、それに合わせて自転速度も落ちています。