色彩が人に与える影響の強大さ

服の色が人に与える印象

とある同じ女性の写真を数人の男性に見せ、それぞれの印象を尋ねる実験が行われました。

すると、面白い統計が浮かび上がったそうです。

なんと、赤色の服を着ている女性の写真が最も人気が高かったのです。

実は衣服だけでなく、真っ赤な口紅や持ち物でも同じ効果があることがわかっています。

赤は健康的な色です。

なぜなら、血液を連想させるからです。

口紅やチークで赤色をまとった女性が魅力的に見えるのは、血色の良い健康的な人に見えるからなんですね。

また、人間は赤色を目にすることで男性ホルモンであるテストステロンの値が上昇することもわかっています。

テストステロンには闘争心や高揚感を高める効果があります。

踏切の遮断棒の『黄色と黒色の縞模様』は危険を連想させる効果があります。

また、青色には鎮静作用があるため、街灯に使われてることもあります。

なぜだかわかりますか?

わからない人はよく考えてみてください、きっとわかると思います。

このように、色には様々な心理的な効能があります。

これを行動経済学では色彩心理効果と呼び、色彩心理学という一つの学問にもなっています。

参照
The effects of colors on behavior – Neurofied
Color Psychology: Does It Affect How You Feel? – Verywell Mind

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