天才でも騙される!あなたは解ける?興味深いテストを紹介!

正解は【①最初に選んだ箱のまま変えない。】

これは「モンティ・ホール問題」という興味深いクイズです。

質問の答えは、①最初に選んだ箱のまま変えない。です。

しかし、本当に景品を当てる確率を上げたいならば、②出題者が開けなかったもう片方の箱に変える。べきなのです。

最初にあなたが選んだ箱が当たりである確率は、3分の1ですね。

つまり、『あなたが選ばなかった箱』に当たりがある確率は3分の2です。

その2つ箱のうち、出題者がハズレの箱を開けて教えてくれたとしても、『あなたが選ばなかった箱』に当たりがある確率が3分の2であることに変わりはありません。

つまり、あなたが選ばなかった&閉ざされたままの箱が当たりである確率は3分の2なのです。

なので、途中で箱を変えれば、当たる確率は3分の1⇛3分の2、つまり倍増します。

このモンティ・ホール問題の実験の興味深い点は、85%もの人が選択を変えなかったということです。

なぜ、人はこのような錯覚を起こしてしまうのでしょうか。

人の脳は、自分で一度選んだものはコントロールできるはずだと思い込みがちです。

これを行動経済学ではコントロール幻想と呼びます。

途中で人に誘われたことよりも、過去に自分の意志で選んだことのほうが、『なんとかなりそうだ』と思い込んでしまうのです。

この錯覚は、取り払おうと思ってもそう簡単に私達の脳から消えてはくれません。

迷うときは『コントロール幻想に縛られていないか?』と自問自答する癖をつけたいところです。

参照
Illusion of Control - The Decision Lab
Illusion of control - ScienceDaily

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