人は道徳的な行いの後は反道徳的な行動をとる?

正解は【①あなたは寄付をすると答えた後】

人は道徳的な行いをすると、その後は帳尻を合わせるかのように反道徳的な行動をとる傾向があります。

善い行いをした後は、まるで『ちょっとくらい良いか』と言わんばかりにモラルに欠ける行動をとりがちなのです。

  • たくさん働いて稼いだから、少しくらい無駄遣いしても良いだろう
  • みんなのために職場を掃除してあげたから、今日の残業は断ろう
  • 学校のテストで良い点をとったから、今月はゲーム三昧でも良いだろう

例を挙げれば上記のようになります。

興味深いのが、なにも本人が自覚していないことが多々あるという点です。

このような『善行の後に非行への抵抗が無意識に緩む心理』を行動経済学ではモラル・ライセンシングと呼びます。

参照
Moral Credentialing and the Rationalization of Misconduct - NCBI

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