マスクでウイルスの侵入は防げません!なぜみんなわからないの?

マスクでウイルスの侵入は防げない!

一年中マスクをしている人をよく見かけます。

花粉症の季節である春先と、風邪の季節である冬に、特にマスク着用者は増えます。

しかし、花粉症はともかく、マスクで風邪を予防することはできません。

一般的なマスクの網目の大きさは5マイクロメートルです。

対して、風邪のウイルスの大きさは0.1マイクロメートルなので、マスクの網目を余裕で通り抜けてしまいます。

ならば網目を小さくすれば?という声が聞こえてきそうですが、ウイルスを防ぐほど小さくしてしまうと、今度は呼吸が困難になってしまうのです。

では、マスクはまったく役に立たないのかといえば、そんなこともありません。

マスクを着用することで、飛沫感染の防止には繋がります。

ウイルスは、咳やくしゃみなどによって飛び散った唾液などの飛沫に含まれています。

それが喉や目などの粘膜に接触すると感染する可能性があるわけですが、この飛沫は5マイクロメートルより大きいので、マスクを通り抜けることはありません。

つまりマスクは『自分が感染しないためには無効だが、人に感染させないためには有効』ということです。

参照 Can Masks Capture Coronavirus Particles?

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