人体・生物学

骨髄移植で血液型が変わる?

骨髄移植をすると、血液型が変わる可能性があります。

あなたの血液型が何型か、赤血球の表面を調べれば判明します。

あなたのものを調べなくても、両親の血液型がわかれば、ある程度予測できます。

基本的に、人の血液型は変化しません。

稀に、大人になると自分の血液型が変わったと主張する人がいますが、これは誤りです。

子どもの頃の検査が間違っていたのでしょう。

特に出生時は、血液型の信号は弱く、血球を正しく調べられないことがあります。

しかし、骨髄移植をすると、血液型が変わる可能性があるそうです。

「再生不良性貧血」という病を治療するために骨髄移植をする必要があります。

これは、赤血球、白血球、血小板がだんだんと減少していく恐ろしい病です。

この病は、健康な人の「骨髄液」と「造血幹細胞」を移植する手術を受けて治療します。

手術を受ける際、患者の血液型と提供者の血液型が一致する必要はありません。

なので、手術後、患者の血液型が提供者と同じ血液型に変わる可能性があります。

・参照
特定非営利活動法人 全国骨髄バンク推進連絡協議会: 骨髄移植とは

Tama

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