昨今の研究により、かつて恐竜は卵を抱卵していたことがわかりました。
鳥のような小柄な体格なら理解できるますが、恐竜のような巨体でどのようにして卵を割らずに温めたというのでしょうか。
鳥類のように上から卵に覆いかぶさることはなさそうです。
なんとオビラプトロサウルスという恐竜は、自分の卵を環状に並べ、自分はその中心にうずくまることで温めたといいます。
環状に丁寧に並べられた卵の化石から発見されたことです。
動物が卵を温める方法として一般的なのは以下のものです。
中でもオビラプトロサウルスが抱卵していたと考えられる決定的なポイントは、ただ環状に並んでいたことではありません。
卵の殻です。
抱卵される卵の殻には、内側と外側の空気を通すための気孔があるとされます。
名古屋大学の研究チームが調べた卵の化石にも、この気孔が無数に空いていたのです。
恐竜が抱卵をしていた根拠は以下です。
これだけの条件が揃えば、信じるなという方が難しいですね。