水アレルギーの人々は、体が水を受け付けません。
水アレルギーの人は、世界に約30人いると言われています。
とある女性は12歳の頃、入浴時に体に異変を感じました。
彼女がお湯に浸かっていると、突然、全身に蕁麻疹ができ、皮膚の内出血や関節の痛みも感じました。
それ以来、水が体に触れるだけで、同様の拒否反応が起きるようになりました。
呼吸困難になることもあるそうです。
水アレルギーの人々の生活は、とても過酷です。
彼らは、以下のような、厳しい制約に支配されます。
・入浴と水泳はできない
・汗をかいてはいけない
・水を飲んではいけない(牛乳やお茶などを少しづつ飲む)
アレルギーの症状や程度には個人差があるため、人によって具体的な対策は異なります。
現在、治療法はわかっていません。
・参照
– Genetic and Rare Diseases Information Center: Aquagenic urticaria