数列と聞くと数学などの机上で行うものといったイメージが強いですが、自然界にも数列のロジックは隠されています。
その1つがフィボナッチ数列です。
フィボナッチ数列とは『前の2つの数の和が次の数となる』という規則で並ぶ数の列のことです。
例えば、『1、1、2、3、5、8…』といった具合です。
フィボナッチ数列の各数を辺の長さに持つ正方形は、下図のように綺麗に並べることが出来ます。
更に各正方形に、1辺を半径とする扇形を描き繋げると、これまた綺麗な渦巻きが現れます。
これをフィボナッチの渦と呼びます。
この渦巻きは、自然界の渦巻きにも存在します。
例えばオウムガイの殻の模様や、ヒマワリの花の種の並びも、フィボナッチの渦を描いています。