電話から聞こえる声は、コンピューターが作成した合成音です。

世界では、常にたくさんの人が同時に通話をしています。

同時に全員の声を電波に乗せることは、容量が大きすぎるため出来ません。

そこで、情報を圧縮する技術が開発されました。

人の声は、『声帯から発せられる音』と、『声道に響く音』に分けられます。

前者は「音源」に、後者は「音さ」に例えられます。

まず、受話器が受け取った声は2つに分解され、相手の電話機に伝わります。

そして、電話機に搭載されたコードブックの中から、その2種類の音に最も近いものが選ばれます。

こうして、話し手の声に似た音が、聞き手の電話によって作られます。

電話の声が、少し本人の声と違って聞こえるのはそのためです。

・参照
TIME&SPACE: 徹底究明! 「携帯電話の声は、本人の声ではない」説は本当?

Tama

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