1923年のこの日、当国で共和国宣言が行われたことを記念し制定されました。
オスマン帝国(現トルコ)は13世紀頃より繁栄し、16世紀頃に現アゼルバイジャン、モロッコ、ウクライナ、イエメンに当たる領域全土を有する巨大帝国となりました。
19世紀の第一次世界大戦での敗北を機に、オスマン帝国は勢力を失い解体へ向かいます。
「アナトリア」という土地で起きた独立運動に対し、オスマン帝国は、ギリシャ人の「ムスタファ・ケマル」という人物にそれを阻止させるよう命令しました。
しかし彼は逆に「アナトリア・ルメリア権利擁護委員会」という武装組織を作り、現地人たちと共にオスマン帝国に抵抗運動を決行したのです。
こうして1923年10月29日に共和国宣言が出され「トルコ共和国」が設立され、ムスタファ・ケマルは初代大統領となりました。