葦原中国にはアマテラスの子ではなく、孫ニニギが行くことになりました。
ニニギが地上へ行く途中、見知らぬ男神が立っていたので、アメノウズメに話を聞かせました。
サルダビコと名乗るその男神は地上への道案內を買って出ました。
そうしてニニギはアマテラスから授かった三種の神器と8柱の神々と共に、地上世界の高千穂峰(たかちほのみね)に降り立ちました。
これを天孫降臨といいます。
ニニギはそこで出会った美しい女神コノハナサクヤビメと結婚し、ホデリ、ホスセリ、ホオリの3人の子どもを産みました。
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