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赤ん坊を一切話しかけず無表情で育てたらどうなる?皇帝が実験した結果

人間は心の傷でも死に至りうる!孤児の赤ちゃんを対象としたおぞましい実験とは? 現代社会で大きな問題になっているのが、静か虐待といわれている、ネグレクトです。 完全な育児放棄なら、子どもが餓死病死する場合があるので、発覚することも少なくありません。 しかし、最低限の世話はするが子どもの言動に無関心となる「情緒ネグレクト」は発覚しにくい傾向にあります。 その程度で子どもに悪影響はないと思われることもありますが、これが子どもに甚大な被害を与えることを実験で証明した人物がいます。 12世紀、神聖ローマ帝国を統治したフリードリヒ2世は「教育されない赤ん坊は何語を話すようになるのか」という疑問を解決するため、家臣に命じて帝国中から赤ん坊を集めさせました。 万一の事態があってもいいよう、赤ん坊は全て孤児だったといいます。 そして養育係には「常に無表情で接すること」「赤ん坊に声をかけてはいけない」の2つを徹底させました。 実験の結果、なんと赤ん坊は言葉を話す前に全員が死亡という最悪の結果が出たのです。 赤ん坊の世話は行き届いていて、身体面では死亡する要素はなかったにもかかわらず、です。 赤ん坊達の死亡原因は長年謎とされてきましたが、近年、さまざまな実験が行われ、その原因は過度のストレスによる病気の発症だったと考えられるようになりました。 人間が心の傷でも死に至りうることが実証されたのです。 ・参照FREDERICK’S EXPERIMENT

雑学

信じられない!人の思い出のうち何割かは捏造されたもの?

ありありと思い出せるはずの記憶が、実は… 人の記憶は不確かで信頼できない場合があります。 それどころか、捏造されることすらあります。 それを実験で証明したのが、 アメリカの女性心理学者エリザベス・ロフタスです。 ロフタスが活動していた1990年代初頭のアメリカは、虐待の記憶を思い出した子どもが親を告発する案件が多発していました。 その結果、多くの親が虐待の証拠がないにもかかわらず、 子どもの証言だけで有罪となっていました。 こうした状況に危機感を抱いていたロフタスは、1993年、記憶の不確実性を確かめる実験を開始したのです。 まず被験者の家族から幼少期の思い出話を聞き出します。 そして、その内容に加え、 「ショッピングモールで迷子になった」などの偽の思い出話を含め書き記した小冊子を「思い出に覚えがなければ修正するよう」に指示し、被験者に手渡したのです。 すると、なんとそのうち25パーセントが、架空の思い出話を真実だと思い込んだのです。 しかも、そこに記されていない迷子になったときの様子や、行ったことのないショッピングモールの構造を事細かに話したといいます。 彼らは記憶を無意識的に捏造したのです。 この実験結果は大きな反響となって記憶頼りの裁判は行われなくなり、客観的証拠のない告発は却下されるようになりました。 ・参照How reliable is your memory?

雑学

人質が犯人に恋をし婚約まですることがある?ストックホルム症候群

人間は極限状態に陥ることで、判断力や認知力が混乱する 誘拐されて監禁されれば、犯人を憎むのが当たり前です。 ところが、人質が心まで支配されて言いなりになる、あるいは恋をするという現象も起こりうるようです。 それが有名な「ストックホルム症候群」 です。 1973年、ストックホルムの銀行に機関銃で武装した2人の強盗が押し入り、彼らは4人の銀行員を人質に取りました。 しばらくして警察は突入を試みましたが、人質たちは助けを求めるどころか警察に歯向かい、犯人をかばう発言を繰り返したのです。 しかも、そのうちの女性銀行員は強盗のひとりと恋をし、のちに婚約までしています。 その翌年には、ロサンゼルスで18歳の少女が左翼組織に拉致され、2ヵ月間にわたって暴行を受け、監禁されるという事件が起きます。 しかし少女は、最終的に組織の男性と恋仲になり、 積極的にテロ活動に加わるまでになってしまいました。 なぜ、このような現象が起こるのでしょうか。 人間は極限状態に陥ることで、判断力や認知力が混乱することがあります。 それが大きな原因と考えられています。 緊張感の高い、しかも狭い環境で犯人に優しくされると、それだけで自分は特別な恩恵を受けていると勘違いしてしまうのです。 また、精神的ダメージを防ごうと自己防衛反応が起こり、無意識に犯人と感情を一体化するという説もあります。 ・参照Stockholm Syndrome

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ナチスは『捕虜に全てを自白させる』恐ろしい薬を開発していた?

ナチスの洗脳実験はいくつもある! ナチス・ドイツによる残虐な行為があった強制収容所といえば、ポーランドの「アウシュビッツ収容所」が有名ですが、それ以外の多くの場所でも、虐殺と人体実験は行われました。 その一つが「ダッハウ収容所」です。 ダッハウ収容所では、閉鎖されるまでの1年の間にヨーロッパ各地から20万人以上の人々が拘留され、そのうち4万3000人以上が死亡したといいます。 多くの収容所で行われた「毒ガス実験」はもちろん、ソ連軍捕虜を裸にして氷点下の屋外へ放置するなどした「低体温症実験」 や、 ユダヤ人を死亡させたマラリアの感染実験などを行いました。 低体温症実験では100人以上、マラリアの感染実験では約500人が死に至りました。 そんなむごい実験の中でも注目すべきなのが「自白剤」の開発実験です。 捕虜の兵士や情報要員から情報を聞き出すことを目的に、収容所の捕虜はメスカリンなどの薬剤を吸わされ、人間の意思を消すための実験体となりました。 ドイツの敗戦によってこれらの研究は中止されましたが、 その影響力は戦後も残り続けました。 これら実験データは、なんとアメリカにもたらされたのです。 アメリカはナチスの科学者を連行して軍事的に利用しました。 それが「ペーパークリップ作戦」であり、その一環として行われた洗脳実験が、 「MKウルトラ」だとされています。 アメリカは敵国だったドイツの技術力を利用し、恐ろしい実験を繰り返していたのです。 ・参照Dachau Concentration Camp

雑学

増税の度にボロ儲けしている「金の密輸」業者とは!

増税の度にボロ儲けしている「金の密輸」業者とは! 消費税増税を悪用した金の密売が増えている近年、増加している犯罪の一つに「金の密輸」があります。 税関を管轄する財務省の発表によると、2008年の摘発件数が4件であったのに対し、2017年は300倍以上の約1300件にものぼります。 なぜここまで急増したのでしょうか。 それは、消費税を悪用すれば、金の密輸で大金を稼ぐことができるからです。 本来、金を日本に輸入する際は、税関で消費税を納める必要があります。 通常はその後、輸入業者は消費税込みの価格で金を貴金属店に売りますが、消費税を税関で申告しないで貴金属店に売ると、どうなるでしょうか。 店側は消費税8パーセント分を上乗せした形で買い取ることになるのです。 つまり1億円の金塊を持ち込めば、労せず800万円が手に入ることになるのです。 この金塊ビジネスは、暴力団の資金源の一つになっているといわれています。 組員が自ら実行するだけでなく、一般人を騙して運び屋に仕立てるケースも目立つといいます。 実際、2017年6月には、1億3000万円相当の金塊約30キロを密輸した罪で、 主婦ら5人が逮捕されています。 消費税増税は密輸業者にとって、利益の拡大も意味します。 格安航空会社の増便で運送コストが抑えられるようになったことも、密輸業者にとっては喜ばしいことでしょう。 今後はより一層、金の密売が横行することが予想されます。 ・参照Gold Smuggling reaches three-year high post govt import duty hike

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青い目の生徒はダメな子です。差別をする先生に影響された生徒

差別をする先生に影響された生徒の行動と、その真意とは 心の痛みを伝えようとした差別実験学校では、差別は悪いものだと教えられます。 少なくとも、差別をすべきだと教える教師はまずいないでしょう。 しかし、アメリカ・アイオワ州にある小学校の3年生の教室では、1968年に差別意識を助長する実験授業が行われていました。 授業を発案したのは、当時35歳の女性教員ジェーン・エリオットです。 実験授業の当日、エリオットは壇上で「今日から、青い目の生徒はダメな子です」と切り出します。 青い目の児童を「劣った人間」とし、一方、茶色い目の生徒を「優れた人間」に見立て、そのこと教室内に周知させたのです。 すると授業中、青い目の生徒が問題を間違えると、彼女は「ほらね、青い目の子はバカなのよ」差別発言を繰り返しました。 給食の順でも茶色い目の生徒を優先し、青い目の生徒にはおかわりを禁じるなど、待遇にも差を付るという徹底ぶりでした。 当然、青い目の生徒は理不尽な扱いにショックを受けましたが、特筆すべきは「特権階級」となった茶色い目の生徒の反応でした。 「差別宣告」からわずか数分後には、昨日まで仲良くしていた青い目の生徒に対し、憎悪の眼差しを投げかけ、罵倒するようになったのです。 その変貌の早さは、エリオットもぞっとするほどだったといいます。 実験2日後に生徒の立場を入れ替えると、今度は特権を失った茶色い目の子どもが泣き出すこともあったといいます。 なぜエリオットはこのような実験を行ったのでしょうか。 それは、子どもたちに差別の痛みを伝えるためです。 50年代から60年代のアメリカでは、有色人種への差別が非常に顕著でした。 1964年7月に人種や出身国による差別を禁止する 「公民権法」が成立するも、生徒を含め、人々の心に巣食う差別感情が一掃されたとはとても言えない状況でした。 そこで自分たちが差別されたらどんな感情を抱くかを、生徒たちに体験させたのです。 実験後、双方の生徒に被差別者となった日の感想を尋ねると、彼らは「牢屋に入った気分」 「鎖に繋がれたような気持ち」といった心境を吐露しました。 エリオットの授業は、差別される辛さへの理解を促すと同時に、「人はどれほど簡単に他人を差別してしまうか」を教えてくれる実験でもあったのです。 ・参照

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頭蓋骨をドリルで貫いて鬱病を治す?実在した恐怖の手術とは!

鬱が治る代わりに廃人と化す?あまりにもハイリスクなロボトミー手術とは! 1935年、うつ病の治療法として、とんでもない恐ろしい手術が発表されました。 後に全世界で話題となった「ロボトミー」と呼ばれるその手術の最大の特徴は、なんと脳の神経を切断してしまうことです。 というのも、脳にメスを入れるため、まず頭蓋骨にドリルで穴を開けます。 そしてメスで前頭葉の神経繊維を切断し、繊維群の再結合を促します。 実際に施術を受けた患者のうつ病は治ったなどというレベルではなく、脳感覚が遮断されたため、人間らしさまで失うなどの結果に終わったそうです。 それでも次々と手術は行われました。 1940年代には、とあるアメリカの神経外科医は患者に局所麻酔をかけ、いきなり眼窩(がんか)からアイスピックを挿入するというより簡単(?)な手法を編み出しました。 しかし手術のグロテスクさは健在で、それはアイスピックを使って小槌を打ち込み、神経繊維を切断するというものでした。 そして更におぞましいことに、神経繊維の切断時はあくまで「勘でやっている」とのことでした。 それでも精神病院でロボトミーは定番の治療法となり、約3,500人が施術を受けました。 そして提案者であるポルトガルのエガス・モニス博士は、この功績が称えられノーベル医学賞を受賞しています。 しかし、施術を受けた患者の以下のような後遺症は無視できないものでした。 人間味がなくなる 生活態度に節度がなくなる 何に対しても無関心になる 1949年に「クロルプロマジン」という新しい精神安定剤が開発され、それに代替される形でロボトミーというリスクの高い治療法は姿を消しました。 しかし、この手術を受けて社会生活が厳しくなった日本の患者が、復讐のために施術を担当した医師の家族を殺害するという凄惨な事件が1979年に起きています。 ・参照When Faces Made the Case for Lobotomy | NIH Record

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自衛隊で深刻化する自殺!いじめ、セクハラ、パワハラどれほどか

心のケアにおいて急速な改善が望まれる自衛隊 自衛隊は災害時の救出活動などを担っており、 私たち日本人の生活を守る重要な組織です。 一方、その活躍の裏では、いじめやセクハラによる問題も抱えていると言われます。 2003~14年までの11年間で自殺した自衛官は、なんと1,000人を越えています。 なぜこんなにも多くの自衛官が自ら命を絶つのでしょうか。 防衛省では病気や借金などを主な理由に挙げていますが、自衛隊の内部では「いじめ」問題も指摘されています。 実際に横須賀基地では、2004年に1人、翌年にまた1人の自衛官が自殺しましたが、その理由はどちらも「いじめ」であったとされています。 特に、基地や艦艇などの閉鎖的な環境では人間関係によるトラブルが起きやすく、喧嘩や揉め事をきっかけにうつ病を発祥することもあるといいます。 また、海外派遣などでは危険な任務も少なくないため、過度のストレスが自殺の原因になる場合もあるでしょう。 2004~6年の間だけで300人以上の自衛官が自ら命を絶ちましたが、それはイラク派遣とインド洋での補給支援の時期でした。 他にも長時間労働が原因でうつ病を発症し自殺したケースもあり、その件は労災に認定されました。 日本で最も「心のケア」が必要な組織は、自衛隊と言えるかも知れません。 ・参照ある自衛隊員の自殺 – NHK

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寝るだけのアルバイトに応募した学生は幻覚をみる破目に!?

「無刺激」という底知れぬ恐怖 『寝るだけで給料が貰えたらなあ』と思ったことはありませんか? しかし、もし本当にそんなアルバイトがあったとしたら、それはいかなる取り組みなのでしょうか? 1951年のカナダには、本当にそんな仕事が実在しました。 モントリオールにあるマギル大学の心理学者ドナルド・ヘッブは、ベッドに横たわってくれる学生を募集しました。 ヘッブは集まった学生に、用意したベッドに横たわるよう指示しました。 但し、腕を段ボールで出来た筒で覆い、目を半透明の眼鏡で覆います。 また、部屋は防音設備が施されており、外の音は聞こえない環境にあります。 つまり、これは『感覚刺激を遮断すると人はどうなるのか』という実験だったのです。 食事と排泄を除き、あらゆる活動が規制されています。 これでヘッブは学生たちに当時の平均的な日当の倍以上の額の報酬を支払ったそうです。 しかし、この実験の恐ろしいところは、3日間耐えられた被験者は1人もいなかったという点です。 感覚刺激を遮断され始めた被験者は、ある程度時間が経つと何も考えられなくなり、独り言や口笛を吹き始める人もいたそうです。 そして最終的には、全員が幻覚をみたといいます。 この実験により判ったことは、『人の精神は日常のあらゆる刺激により正常に保たれているため、その刺激がなくなれば脳や心に異常をきたす』ことです。 ・参照Donald Olding Hebb

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壮絶!コカインで麻酔を作るために体を張ったドイツの開発チーム

コカイン麻酔の開発中の壮絶な実験 下半身の手術を受ける際、腰椎に麻酔を注入するのが主流です。 この「脊髄麻酔」という手法が登場したのは19世紀末で、ドイツの外科医アウグスト・ビールの主導により開発されました。 しかし、その裏側ではとんでもなく恐ろしい人体実験が行われていたのです。 ビールが麻酔薬として用いたのは、当時も麻薬として知られていたコカインの溶液でした。 彼はコカインによる麻酔がかかった部下の体に物理的な刺激を与え、感覚の強度を確認していきました。 始めは部下の脇腹をくすぐる程度のものでしたが、反応がなかったため、ビールはどんどん刺激を強めていきました。 終いには陰毛を引き抜く、睾丸を引っ張る、すねを金槌で殴る、火の付いた煙草を押しつけるなどの暴行ともいえるレベルに到達したそうです。 しかし幸い(?)なことに、部下は一切痛みを訴えなかったそうです。 コカインによる脊髄麻酔の開発は大成功に終わったのです。 しかし、麻酔が切れた時のことを彼らはもう少し考えるべきでした。 部下が実験中に負わされた打撲や火傷による強烈な痛みに苦しむことになったのは言うまでもありません。 この実験結果が公表されると脊髄麻酔は信用(?)を獲得し、医療界隈に浸透したそうです。 ・参照Effects of Cocaine – FRANK