ご飯6杯ぶんの糖質(300g, 1000kcal)が一日に必要

糖質摂取の基礎

糖質とは、炭水化物のうち、食物繊維以外のものを指します。

人が生命を維持するために真っ先に使われる栄養素で、消化器官によってブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトースに分解されて全身の細胞に送られます。

主に米、小麦(パンや麺類)、イモ、砂糖(甘いお菓子やジュース)に多く含まれます。

糖質が不足すると、代わりに脂質タンパク質の分解が始まり、疲れやすくなります。

また、集中力の低下など精神的にも支障をきたすと言われています。

糖質は1gで4kcalのエネルギーとなり、総エネルギー摂取量の5~6割ほどを糖質で摂るのが望ましいとされます。

立ち仕事や家事、軽い運動をする18~29歳の女性が一日に必要とするエネルギー量は約1950kcalとされます。

そのうちの5~6割を糖質で確保するとなると、975~1170kcal相当の糖質が必要という計算になります。

糖質は1gで約4kcalになるので、この場合、一日に243~292gの糖質が必要ということなります。

これは、茶碗のご飯約5~6杯ぶんに当たります。

参考 Carbohydrates: How carbs fit into a healthy diet - Mayo Clinic

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