納豆食え!普通の大豆の10倍のビタミンK?
出血を止め、骨を作る、ビタミンK
ビタミンKは出血した際、血を固める働きがあります。
また、骨の形成や血管の健康にも関わる栄養素です。
納豆、モロヘイヤ、ほうれん草、ワカメに多く含まれます。
食品から摂取する以外に腸内細菌でも作られており、中でも、納豆菌がビタミンKを多く生成することがわかっています。
茹でた大豆と比べて、納豆は10倍近いビタミンKを含みます。
ビタミンKが不足すると骨折や出血症を引き起こしやすくなります。
欠乏症は乳幼児に起きやすいといわれています。
なぜなら、ビタミンKは母乳にはほとんど含まれていない上、乳幼児の腸内にはビタミンKを生成する腸内細菌も少ないからです。
そのため乳幼児に対してビタミンKは経口投与されることもあります。
成人では腸内細菌が十分にすみ着いているので、食物繊維などを摂って腸内環境を整えていれば不足することはあまりありません。
参考