卑弥呼についてわかりやすく解説!何をした人?【小学生向け】
卑弥呼の生涯派は謎だらけ!?
魏志倭人伝(ぎしわじんでん)の卑弥呼に関する記事からは、主に以下のことがわかっています。
- 倭国の女王だった
- 239年に魏に遣いを送った
- 3世紀の半ばに狗奴国との戦いの最中に死んだ
- 人前にはほとんど姿を見せなかった
- 生涯独身だった
また、中国の別の歴史書では180年ごろに倭国の女王になったと書かれています。
これが本当だとすると、卑弥呼はなんと80年以上の長い年月、女王の座にいたことになる。
女王になったのが10代だったとしても、卑弥呼は30年以上生きていたことになるのです。
魏志倭人伝には、倭国の人の寿命は30~100歳だったと記されていますが、本当なのでしょうか。
卑弥呼は魏に遣いを送り、魏の皇帝に親魏倭王(魏に従う倭国の王)に任命され、その証に金印が与えられたとされます。
しかし、肝心の金印の所在はわかっていません。
もし見つかれば、邪馬台国がどこにあったかという論争に決着がつくかもしれません。
参照
横浜市歴史博物館
吉野ヶ里歴史公園
大阪府立弥生文化博物館