聖徳太子の全盛期のエピソード!彼は何をした?

聖徳太子の全盛期のエピソード!何をした?

失敗に終わった第1回遣隋使を受け、焦った聖徳太子らは、隋を手本にして国の改革に着手しました。

日本書紀によれば、まず冠位十二階を制定し、それまで家柄で決まっていた身分や仕事を個人の能力によって決めるようにしました。

次に十七条の憲法で天皇の命令に従い、まじめに働くよう取り決めました。

こうした改革により、第2回遣隋使では無事、隋に国家として認められました。

これらの改革は結果的に豪族たちの力を弱め、天皇に権力を集中させるものとなりました。

聖徳太子らは、世界に通用する国をつくることを目標に改革を進め、天皇中心の国家という真の目的を実現しようとしたのです。


参照
聖徳宗総本山 法隆寺
藤ノ木古墳 | 奈良県歴史文化資源データベース
近つ飛鳥博物館

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