やはり米は日本の起源!稲作から村へ国へと発展してきた日本
米づくりに必要だったリーダーを中心にムラが形成
21世紀から2400年(一説には2900年)ほど前、日本列島の歴史に大きな変化が起きました。
水田による米づくりが始まったのです。
それまでにも原始的な方法で米づくりは行われていましたが、中国から伝わった水田による本格的な米づくりは革新的でした。
縄文時代の終わりごろに始まり、弥生時代に日本列島に広まったとされています。
米づくりと同時に、青銅器や鉄器など新しい道具も日本に伝えられました。
米づくりには、水の管理や作業の指導など、強いリーダーが必要となります。
こうしたリーダーを中心に大きなムラが生まれ、クニへと発展していきました。
やがて強力なクニが、他のク二を従えるようになっていきます。
そして2世紀の後半、女王卑弥呼と邪馬台国の時代が訪れます。
参考 吉野ヶ里遺跡