ビタミンB3とナイアシンは同じ?過剰摂取による副作用は
お酒を飲む人は要注意!
ビタミンB3は、別名ナイアシンとも呼ばれ、三大栄養素の代謝に不可欠な物質で、循環、消化、神経の全てに関わっています。
体内では必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから合成することもでき、タンパク質が豊富な食材では、このビタミンB3と同時に摂取することができます。
身近な食材で言うと、ビタミンB3はカツオ、タラコ、レバー、ピーナッツに多く含まれます。
かつての南ヨーロッパや南米など、トウモロコシを主食とし、日差しの強い国で流行したペラグラという病気の原因が、ビタミンB3の欠乏であることがわかりました。
この病気にかかると代謝が落ち込んで疲れやすくなったり、皮ふや消化管、神経が不調になります。
ビタミンB3は体内でも合成できるので、あまり不足の心配はありません。
しかし、アルコールを分解する時に体内で使われるので、お酒を飲む人の場合は積極的に摂取する必要があります。
お酒を飲むときはタンパク質をしっかりと摂り、紅茶やコーヒーなどのビタミンB3を含む飲み物を飲むと良いでしょう。
参考 5 Benefits of Niacin (Vitamin B3) That You May Not Know