フランス領ギアナはなぜ独立しない?よくわかる歴史と領土問題
フランス領ギアナ
- 面積
約9.1万㎡ - 県都
カイエンヌ - 人口
約19万人 - 通貨
ユーロ - 国土
北部にわずかな低地、内陸部は丘陸地。 南部はギアナ高地の東端 - 住民
クレオール系が5割 - 宗教
カトリックと伝統信仰 - 言語
公用語はフランス語
先史時代からアラクワ系、カリプ系などの先住民が暮らしており、入植を拒み続けました。
フランス人による入植が始まったのは1604年です。
イギリス、オランダと領有権の奪い合いが起きたり、ナポレオン戦争中はポルトガル、イギリス
に占領されたりと紆余曲折はありましたが、1817年までにフランスの支配が確立しました。
1946年には植民地から海外県に変更されました。
カイエンヌの郊外、クールーにはフランスが建設したロケット発射基地であるギアナ宇宙センターが存在します。
人工衛星の組み立て棟や固体燃料工場などもあり、同センター関連の産業はギアナのGDPの2割以上を占める。
一方、ギアナ3国のうち最も開発が遅れている国でもあるが、おかげで自然は守られています。
国土の9割を占めるアマゾンの密林が手つかずのまま残っており、エコツーリズムの楽園とも呼ば
れます。
参照
French Guiana - Welcome to France
What Is Ecotourism