縄文時代より前、氷河期よりも後の日本、わかる?

1万数千年前、地球上で氷河期が終わり、気候は暖かくなりました。

日本列島は大陸から切り離され、自然環境も大
きく変化します。

氷河期にいたゾウなどの大型のほ乳類は姿を消し、代わってイノシシやシカなどの、動きのすばやい中型、小型のほ乳類が増えました。

この頃、日本では縄文時代に入ります。

縄文時代の担い手は、旧石器時代に日本にやってきた人たちの子孫だと考えられていますが、旧石器時代とは違う次のような大きな4つの特徴がありました。

また、漁をするようになったのもこの頃だという見方もあります。

気候が暖かくなった縄文時代は、四季それぞれに豊かな自然に恵まれていました。

縄文時代の人々はこの自然の恵みを利用し、狩りや漁、植物の採集などを行って生活していたのです。

また、近年、青森県にある三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)などで、栽培されたと思われる植物の実などが発見されました。

これにより従来は狩りや採集だけで食べ物を手に入れていたと思われていた縄文時代の人々が、実は原始的な農耕も行っていたということがわかってきていまる。

縄文時代は1万年以上もの長い間続きました。

この間、人々は炎のような形が装飾された土器や、ユニークな姿の土偶をつくるなど、独特な文化を発達させました。

参考 野尻湖ナウマンゾウ博物館

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