現在の日本列島に初めて人類が現れた頃は大陸と陸続きだった?

人類の祖先が日本列島に住み始めたのは今から約4~3万年前

今から数万年前の地球は氷河期の真っ最中でした。

気温が低く、海水面は現在より100m以上も低
かったと言われています。

そのため、日本列島は大陸と陸続きになっていました。

現代人の祖先である新人が日本列島に住みつくようになったのは、今から約4~3万年前と考えられています。

彼は陸続きだった大陸からやってきました。

マンモスオオツノジカなどの獲物を追ってきたと考えられており、この時代を旧石器時代と呼びます。

旧石器時代の日本列島の人々は、テントのような簡単な住居や、洞窟などに住み、獲物を追って移動する生活を送っていました。

彼らが使っていた道具は、石を打ち割ってつくった打製石器や、動物の骨や角を削って作った骨角器で、土器はまだ持っていませんでした。

主な食料は狩りで捕らえたマンモスなどの大型
のほ乳類や、採集した木の実や植物の根です。

これらの食料を、熱した石を使って調理して食べていたと考えられています。

4万年以上前にも日本列島で生活していた人々がいたと思われる発見がいくつかの遺跡でされていますが、まだ確実なものではありません。

参考 「海に挑戦した最初の日本列島人」(視点・論点) ...

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