ナトリウム(塩)の役割って知ってる?意外と知らない栄養学

ナトリウムが体内の水分量を調節する

ナトリウムは食塩に含まれる成分の一部で、私たちの体は体重1kgあたり約1.4gのナトリウムを含みます。

体内の水分量を調節し、神経や筋肉を正常に動かすための重要な役割をしますが、とりすぎると高血圧や腎臓病になりやすくなります。

ナトリウムには浸透圧を調節することで体内の水分量を保持する作用があります。

ナトリウムが不足すると体内の水分量が減り、体がカラカラになってしまいます。

血液量も減少し、低血圧頭痛なども引き起こします。

また、たくさん汗をかくとナトリウムが体内から失われます。

夏場、熱中症を防ぐために水分だけをとっていると、ナトリウムが不足し痙攣を起こす危険があります。

スポーツドリンクにナトリウムが含まれるのはそのためです。

ただ、現代人はナトリウムをとりすぎる傾向にあります。

ナトリウムは加工食品や調味料に多く含まれており、現代人は摂り過ぎの人が多いと言われています。

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