マリファナが吸える国、売春ができる国

マリファナを解禁する国、売春が非合法でない国

日本で非合法とされる行為も、他国では合法となるケースが多々あります。

マリファナと売春を認めているオランダがいい例でしょう。

オランダ政府がこれらを容認しているのは「厳罰化しても撲滅できるわけではないので、いっそ国の管理下に置いて犯罪を最小限に抑えよう」という考えに基づいています。

同じような理由から、南米ウルグアイでも2017年7月から国の管理のもとマリファナが市販されるようになりました。

政府が生産や流通を仕切ることで、麻薬密売組織を弱体化させる目的がありました。

販売価格は5gあたり187ペソ(約730円)ですが、これは密売価格より7割程度安い設定だといいます。

なおアメリカのネバダ州やワシントン州などでも、条件付きでマリファナが容認されていますが、こちらは医療用や嗜好品として消費されています。

売春に関しても、 ニュージーランドで2003年に合法化されています。

職業として国が公認することで、売春以外で生計が立てられない女性に社会的な保護を与えることが目的です。

さらに、ドイツやデンマークでも売春は認められ、スイスでは車で訪れる人だけが利用できる「セックスドライブイン」なる売春施設も存在します。

ただし、目的は業者や働く女性を行政側が登録して管理し、非合法な強制売春を排除し治安を維持することあるということを忘れずに。

参考 Countries Where Prostitution Is Legal 2023

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