強く念じると現実化する!聖痕(スティグマ)とは?
強い信仰心が現実を変える
『特定の思考を持つ人だけがかかる』という奇妙な精神的な病気があります。
スクリュープロシティと呼ばれるこの病気にかかると、自分の言動は『神様を冒涜している』と思い込み、やり場のない罪悪感に襲われます。
つまり、高い信仰心を持った人々だけがかかる奇病といえるでしょう。
他にも、かかった人は自分が罪を犯すのではないかという強迫観念に襲われ、あれこれ考え込むようになります。
神様に謝罪の呪文を唱えたりと、自ら生み出した罪悪感から解放されようと必死になります。
投薬やカウンセリングなどの通常の医療行為では治療することが出来ていません。
他にも信仰心によって発症する疾患として聖痕現象というものもあります。
これは、信仰心の強い人が、キリストが受刑時に傷を負った箇所である手のひらや足などから出血するというものです。
強い自己暗示により、皮下出血が発生したケースもあるといいます。
神というかけがえのない存在が、実は自分に危害を加えているとすると、これほど皮肉なことはありませんね。
参照 Stigma Phenomenon and Its Psychological Effects