今後の世界が日本に期待する動きとは
日本は中東の国と助け合っている
中東のイメージといえば、恐ろしいテロ組織や、あまりにも厳しい宗教観…といったネガティブなものが多いかもしれません。
しかし、実は中東には日本と仲の良い国もたくさんあります。
トルコやサウジアラビア、イラン、アラブ首長国連邦などの中東の国々は日本と仲良くやってきました。
中東の国でも日本のアニメやマンガがたくさん翻訳されており、 日本は必要な石油のほとんどを中東から買っています。
代理戦争を避けるカギは日本?
中東でも特に仲が悪いとされるのが、イランとサウジアラビアでしょう。
イランには中国とロシアが、 サウジアラビアにはアメリカが支援をして代理戦争になっています。
世界を巻きこむこの戦争はとても大きな危険性を孕んでおり、新たな世界大戦の引き金にもなりかねないと言われています。
そんな中、日本は両国と仲が良いため、日本が間に入ることで解決できるかもしれない、と期待されています。
中東が揉めるとエネルギー危機になる?
オマーンとイランの間にホルムズ海峡があります。
ここは石油の大動脈と言われる重要なポイントで、 日本に入ってくる石油の8割がここを通ってきます。
もし中東で戦争が起きてホルムズ海峡が封鎖されると、 日本は深刻なエネルギー問題に悩まされるでしょう。
いかに戦争を避けるか
いくら日本が戦争をしない国とはいえ、国を守る者が誰もいなければ敵国に簡単に侵略されてしまいます。
なので日本はその対策として自衛隊を置いています。
自衛隊は自国を守る最低限の準備しかしていないため、もし日本が軍事的に強い中国などと戦争になれば、大きな被害が出るでしょう。
日本に必要なのは、戦争を『避ける』ことだと言えます。
日本はいろいろな国とチームをつくろうとしています。
例えば日本、アメリカ、 オーストラリア、インドで仲間になるQUAD(日米豪印戦略対話)などがあります。
さらにヨーロッパや中東でも、日本は仲間を増やそうとしています。