卓越した家柄と能力を持つ15人のみ選ばれる秘密結社
エリート中のエリートばかりで構成されたアメリカの秘密結社
アメリカのエリートたちばかりで構成された組織「スカル&ボーンズ」をご存知ですか?
公開されている名簿には第2代大統領のウィリアム・タフトや、第4代と第45代のジョージ・ブッシュ親子、2004年の大統領選に出馬したジョン・ケリー元国務長官ら大物が名を連ねています。
いったいどんな目的を持つ組織なのでしょうか?
スカル&ボーンズは、名門校イェール大学の学生たちにより1832年に結成されました。
結成当初は社交団体に過ぎませんでした。
実際、目的はメンバー同士が協力し合って、経済的もしくは社会的な成功を収めることでした。
入会に関する一切は不明ですが、 「新入生の中からずば抜けた家柄と能力を持つ15人が選ばれる」ということだけは明らかになっています。
WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)と呼ばれる白人至上主義のエリートたちが主に選ばれるようです。
彼らの間では、財力の流出を阻止し、権力の座を守るため、メンバー同士の結婚が奨励されたといわれています。
エリートたちが集まったというだけあって、出身者は政治や経済の世界で影響力を発揮していました。
歴代のCIA長官は出身者が務めることが多く、現在もアメリカ社会に大きな影響力を持っています。
参考 Skull and Bones | History, Presidents, & Facts