歴史・地政学

公開処刑は本当に行われていた。史上最悪の娯楽

公開処刑の実例

2015年春、北朝鮮軍のNo.2玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)が、処刑されました。

彼は居眠りの癖があったことや、金正恩第一書記に対して反抗的だったため、公開処刑されました。

彼は数百人の軍人の前で射殺されました。

このような公開処刑は、昨今の世の中では許されません。

しかし、中世のヨーロッパでは、これは娯楽の一つだったと言われています。

18世紀初頭、ロンドンの大泥棒ジャック・シェパードが絞首刑にされました。

約20万人の観衆が、この公開処刑を見物しに来たそうです。

これは、当時のロンドンの総人口の約3分の1に相当します。

18世紀末、フランスの国王ルイ16世が処刑されました。

この公開処刑は、コンコルド広場で、ギロチンを使って行われました。

大観衆が広場を埋めつくし、処刑後の彼の生首は見せ物にされました。

悪人を処刑するべきかどうかは、簡単にわかることではありません。

人の命に関しては、人それぞれの意見があるからです。

しかし、どんな悪人でも、公開処刑は許されるべきではありません。

・参照
BBC: The use of public capital punishment up to the 19th century

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Tama

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