昨今、CD(コンパクトディスク)を扱う機会は減ってきました。
CDは、1982年に日本のSONYとアメリカのフィリップが共同開発しました。
CDの台頭により、アナログの音楽データがデジタル化され始めました。
開発当初、CDの規格を直径11.5 ㎝(60分)にするか、12㎝(74分)にするか、検討されました。
ソニーの担当者は、世界的な指揮者だったカラヤンに相談しました。
すると、カラヤンは『少なくともベートーベンの交響曲第9番が収まるようにすべきだ』と助言しました。
そうしてコンパクトディスクの規格は、12㎝(74分)に決定されました。