時事・現代社会

オリンピックやワールドカップはなぜ4年に1度なのか?

4年に1度のオリンピック、サッカーワールドカップとの関係

オリンピックが4年に1度しか開催されないことは、皆さんご存知の通りです。

では、なぜ、4年に1度だけなのでしょうか。

近代最初のオリンピックは、1896年にアテネで行われました。

4年に1度の開催というのは、そのときからの習慣であり、どうやらその由来には暦が絡んでいるようです。

古代ギリシャでは太陰暦が用いられていたため、8年をひとつの周期としていました。

そのため、オリンピックも8年サイクルで開催される予定だったが、さすがに間が開きすぎだということで、半分の4年周期が採用されたのです。

並びに、サッカーのワールドカップも同様に4年に1度開催されます。

全く別の大会なのにも関わらずどちらも4年に1度というのは、両者にどういう関係があるからなのでしょう。

かつてオリンピックでは、アマチュア選手の参加しか認められませんでした。

そこで、プロの選手も参加できる大会があってもいいじゃないか、ということで始まったのが、サッカーのワールドカップなのです。

つまり、既存のオリンピックを意識し、後から設立されたのがワールドカップなのです。

4年に1度開催されるというのも、オリンピックに並列させたかったためです。

≫次ページ: オリンピックで新競技が採用される基準

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Tama

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