人体・生物

皮下脂肪が自然発火して体を焼き尽くすことがある?

急に人体が燃えだすことがある

人間の体から火が出て、燃えてしまうという現象が実際に起きています。

人体自然発火現象といい、現在まで200件を超える報告があるのです。

この現象の多くで共通し、なおかつ通常の火災現場と異なる点は、「出火原因が不明」「被害者の体のみ燃える」「胴体は骨まで焼けるが脚は残りやすい」の3つです。

原因はわかっていませんが、これまでさまざまな仮説が出されていて、アルコール大量摂取によるもの、火の玉の正体といわれているプラズマが燃え移ったというものなどがあります。

そうした数ある仮説の中で、一番信憑性が高いとされているのがロウソク化現象です。

ロウソク化現象とは、人体の皮下脂肪が燃料となって体を焼き尽くすというものです。

まず、何らかの原因により衣服に火がつきます。

その火が皮を破って皮下脂肪を溶かしていき、溶け流れ出た皮下脂肪は周りの椅子やベッドに染み込み、燃料となり、さらに接している人体を焼いていくのです。

人体自然発火現象事件の多くが、窓が閉めきられた密室で起こり、さらに被害者は肥満体型の人が多かった、と条件も一致しています。

自分の脂肪で燃えるなど、できるだけ避けたい死に方ではある。

参考 Is Spontaneous Human Combustion Real?
Tama

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