旧石器・縄文・弥生時代

鬼道を行っていた卑弥呼についてわかりやすく解説!

鬼道を行っていた卑弥呼についてわかりやすく解説!

鬼道とは、卑弥呼が国を治めるために用いた術とされています。

その字面からは内容が想像しづらいですが、具体的にどのようなものだったのでしょうか。

実は、魏志倭人伝に鬼道に関することは書かれていません。

一説には、鬼道とは『神がかりになった卑弥呼が、いつ米づくりを始めるべきかや、いつ戦争をするべきかなどのお告げを神に訊くこと』だとされます。

また、「ひみこ」という名前は「日巫女」とも考えられることから、彼女が祭った神とは太陽のことだったという説もあります。

他にも当時中国で流行していた五斗米道(ごとべいどう)という宗教が鬼道の起源だという説や、中国では鬼=幽霊であるため、すでに亡くなった先祖を祭る宗教だったという説もあります。

このように、様々な説が存在しますが、鬼道が一体何であったのかは判然としていないのが現状です。

参照
横浜市歴史博物館
吉野ヶ里歴史公園
大阪府立弥生文化博物館
Tama

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