マンションの最上階は空き巣に狙われやすい
同じマンションであっても、最上階となると、価格が高くなる物件があります。
眺めがいいのに加え、 防犯の面でも有利と考えられるからです。
確かに1階や2階は侵入がたやすく、空き巣に入られる可能性も高いように思われます。
しかし、もっとも空き巣に狙われやすいのは、低層階ではなく最上階だという指摘もあります。
空き巣が室内に侵入する際、玄関ドアよりも、鍵をこじ開けたり窓ガラスを破ったりしやすいベランダが狙われがちです。
しかし、低層階は地上から人目につきやすいので避けられがちなのです。
最上階であれば、ベランダにさえ入ってしまえば入居者以外の目にさらされることはなく、余裕を持った作業が可能となるのです。
空き巣の侵入方法には、屋上からロープでベランダに下りるという方法があります。
最上階の住人は、まさか部屋の上から人がくるとは考えてもいないので油断しがちです。
外出時に鍵をかけ忘れたり、春や秋なら窓を開けたまま寝てしまったりすることもありえます。
そんな油断を、空き巣は狙うのです。
これは空き巣だけでなく、一人暮らしの女性を狙う犯罪者も同じでしょう。
予防するには、ベランダの窓にも二重三重の鍵をつけることや、簡単に屋上に入ることのできない物件を選ぶと良いでしょう。
参考 Why Your Second Floor isn't Immune to Break-Ins