アダルトビデオを集団でみると罪になる
最近のアダルトビデオは、DVDのみならずイ
ンターネットでも配信されているため、過激な内容の商品でも気軽に入手出来てしまいます。
中には仲間内で観賞したいと思う人もいるかも知れません。
しかし、注意したほうが身のためかも知れません。
実は複数の人間でアダルトビデオを見る行為
は、刑法175条のわいせつ物頒布等の罪に抵触する恐れがあるのです。
同法では、猥褻な写真やイラスト、フィルムなどを売ったり、 公然と陳列したりした者には2年以下の懲役、または250万円以下の罰金が科せられることなどが記されています。
ここでいう『公然と陳列』とは、『不特定多数
の人間が観覧しうる状態に置くこと』を意味し、アダルトビデオの観賞会もこれに該当する可能性があるとされます。
ただ、具体的な人数までは明記されておらず、
6人で観賞したケースが無罪となった判例があ
ります。
数人程度の観賞なら大丈夫ですが、数十人とい
う規模になると問題視されるというところでしょう。
また、観賞会に面識のない人間がいた場合にも、公然性が問われるケースがあるといいます。
いずれにせよ、 アダルトビデオは一人でこっそりと合法的に観るほうがいいでしょう。
参考 わいせつ物頒布等罪（わいせつぶつはんぷとうざい） - 名古屋市・愛知県