心理・脳科学

散財の快感はすぐになくなる→その対策が有効すぎて話題に

買い物は『少しずつ小分け』にするのが幸せ

物欲は誰しもにあり、長らく欲しかったものを手に入れたときの高揚感は格別です。

しかしそんなものでも、しばらくすると不思議なほど色褪せて見え、また別の物が欲しくなります。

これは心理学のウェーバー・フェヒナーの法則で説明することが出来ます。

人は刺激を受けると最初は敏感に反応するものの、時間が経過するにつれて次第に慣れていき、最終的には刺激を刺激と感じなくなります。

かつて喉から手が出るほど欲しかったのに、それが『あって当然のもの』になってしまうと刺激は得られません。

そしてまた人は次の物を手に入れたくなるのです。

行動経済学の観点から見ると、買い物をしてその物品を所有しても、その喜びは次第に減少していきます。

また、その減少速度は買った物の数には左右されません。

これを逆手に取れば、『物欲をコントロールすることで浪費を抑えられる』と考えられます。

というのも、刺激が薄れるのが1ヶ月程度と仮定すると、バッグと服と靴を一気に買えば1ヶ月で喜びは失せます。

しかし、1ヶ月ごとに1アイテムずつ買えば、3カ月間満足が続くことになります。

複数の欲しい物が同時発生的に見つかる、というのはよくあることだと思いませんか。

参考 Weber's law | Definition & Facts
Tama

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