Categories: 雑学・トリビア

アメリカとロシアは念力で極秘資料を閲覧できる?

旧ソ連やアメリカで真剣に行われていた超能力を軍事利用する研究

ソ連とアメリカが取り組んだ超能力兵器研究念力で人や物を操ったり、透視能力で極秘資料を見たりできることをご存知ですか?

そんな超能力を軍事利用する研究が、旧ソ連やアメリカで真剣に行われていました。

ソ連は第一次・第二次世界大戦中にも活発に研究を進めていましたが、何度も中断して結果は芳しくありませんでした。

しかし、1960年にフランスで出版された 「魔術師の朝」という本がきっかけで、急速に研究は発展していきます。

ソ連の研究者が衝撃を受けたのは、「アメリカ政府が大西洋の海底とアメリカ本土の間で長距離テレパシー実験を行い成功した」という内容です。

しかし、実はこれは著者の創作で、科学的な裏付けはまったくありません。

にもかかわらず、ソ連はアメリカに対抗すべく超能力研究を進めていくことになったのです。

やがて研究内容は、1968年の「ソ連圏の4次元科学」という書籍や、2年後の東欧諸国に関するレポートなどで公となります。

その内容は、ソ連をはじめとした共産主義国が、超能力を実戦で利用できる段階まで進めているというものでした。

これに慌てたのが、アメリカです。

ソ連が「魔術師の朝」に焦ったのと同じような事態が起きたのです。

しかし、超能力が軍事利用されていないのは周知のとおりです。

実用化されたという信憑性のある発表は、両国から出ていません。

それでもアメリカは、1995年まで研究と訓練を続けていたといいます。

参照 Le Matin des magiciens, le « réalisme fantastique
Tama

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