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タバコが1箱20本入りの納得の理由

タバコが1箱20本になったのはキャメルから

紙巻きタバコは、どの銘柄も1箱に20本ずつ入っています。

世界で共通して1箱20本というのも不思議ですが、この慣習は、1913年にアメリカのレイノルズ社が発売したキャメルにまで遡ります。

キャメルは、それまでの紙巻きタバコに使用されていなかったバーレー葉という種類のタバコ葉をうまく取り入れ、独特の葉の配合によって大ヒットしました。

また、従来の紙巻きタバコが5~10本単位で販売されていたのに対し、キャメルは20本でした。

これも成功の一因になったといわれています。

このキャメルの大人気を見て、他のタバコ会社も葉の配合を見直したり、パッケージを20本入りに変更したりするなどしました。

すると、各社の紙巻きタバコの売り上げも伸び始め、紙巻きタバコは葉巻やパイプ、噛みタバコを大きく凌駕し、タバコの主流になっていきました。

20本入りが人気になったもう一つの理由に、ポケットに入れて持ち歩くのに適当な大きさだったからというものがあります。

また、喫煙者一人が1日に吸うタバコの平均本数が20本なので、更に利用しやすかったという説もあります。

ともあれ、アメリカの1箱20本という包装は、日本を含めて世界各地に広まり、それが定着したと言えます。

参考 Camel Cigarettes
Tama

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