マスク着用の正しい認識: 1分で読めるマスクの真実
新型コロナウイルスの感染拡大の結果、世界中でマスクの着用が靴を履くように当たり前になりました。
感染が拡大し始めた2020年初春ごろ、世界中でマスクが品薄になりました。
なぜ、これほど人々はマスクの着用を重要視するのでしょうか。
本当に、マスクの着用はウイルス感染拡大に効果的なのでしょうか。
感染者が咳やくしゃみをすると、体内のウイルスが辺りに拡散します。
マスクは、そのような飛沫を防ぐことができます。
ウイルスの大きさは約1万分の1mmしかないので、姿を見るためには電子顕微鏡が必須です。
なので、咳やくしゃみをすると、ある程度のウイルスはマスクの外へ飛び出します。
しかし、マスクは、無数のウイルスを含んだ飛沫の大半を封じ込めることができます。
つまり、唾液や鼻水の飛沫によるウイルスや細菌などの病原体に対し、マスクは一定の効果があります。
ただし、感染者は適切にマスクを着用する必要があります。
例えば、感染者の飛沫がマスクの内側に溜まっているにも関わらず、マスクを外すときにその部分を手で触れば、当然手にウイルスが付着します。
マスクの内側だけでなく、外側にも感染者のウイルスは多く付着しています。
ウイルスが付着した手でドアノブを触ったり、電車の吊革を掴むとどうなるのかは、説明不要でしょう。
私達は、一日に何度も手で自分の顔を無意識に触ります。
ウイルスは、鼻や口、目の周りの粘膜から体内に侵入します。
マスクで口と鼻をきちんと覆う必要があります。
(本当は、目もゴーグルで覆う必要があります。)
口だけを覆って鼻を出したままの人がいますが、これではマスクの意味がありません。
多くの人は、ウイルスに直接感染することを防ぐためにマスクを着用しています。
しかし、マスクの本当の効果はそれだけではありません。
マスクは鼻や喉の乾燥を防ぐため、これも感染を防ぐためには大切なことです。
WHOも、マスクの効果を盲信していません。
マスクは「付けないよりは付けた方がまし」です。
まとめると、マスクの着用には以下のことが言えます。
・マスクは、飛沫の飛散をある程度防ぐ
・マスクをしていても、その手で顔を触ったら意味がない
・マスクは、しっかりと口と鼻を覆うように着用すべき
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